タダラフィルの効果・副作用・飲み方を解説【シアリスのジェネリック】

最終更新: 2025年1月

タダラフィルは、シアリスのジェネリック医薬品として広く処方されているED治療薬です。最大36時間の長時間作用が特徴で、食事の影響を受けにくいことから多くの方に選ばれています。

36時間

最大持続時間

食事OK

影響を受けにくい

1-3時間

効果発現まで

1. タダラフィルとは

タダラフィルは、PDE5阻害薬と呼ばれるED治療薬の有効成分です。先発医薬品「シアリス」と同じ成分で、2020年以降にジェネリック医薬品として各社から発売されています。

タダラフィルの基本情報

一般名 タダラフィル(Tadalafil)
先発品 シアリス(日本イーライリリー)
薬効分類 PDE5阻害薬
用量 5mg、10mg、20mg
承認年 2007年(シアリス)、2020年〜(ジェネリック)

PDE5阻害薬の作用機序

性的刺激を受けると、陰茎の血管内皮から一酸化窒素(NO)が放出され、これがcGMPという物質を増加させて血管を拡張します。タダラフィルは、cGMPを分解するPDE5という酵素を阻害することで、血管拡張作用を持続させ、勃起を維持しやすくします。

ポイント

タダラフィル自体が勃起を起こすわけではなく、性的刺激があった時に勃起しやすくする薬です。性的刺激がなければ効果は発現しません。

2. 効果と持続時間

効果の特徴

タダラフィルの最大の特徴は、最大36時間という長い効果持続時間です。金曜日の夜に服用すれば日曜日まで効果が持続することから、海外では「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。

効果発現時間 服用後1〜3時間
効果のピーク 服用後3〜4時間
効果持続時間 最大36時間
半減期 約17.5時間

食事の影響

タダラフィルは食事の影響を受けにくいという大きなメリットがあります。バイアグラ(シルデナフィル)は空腹時の服用が推奨されますが、タダラフィルは食後に服用しても効果が大きく減少しません。

ただし、極端に脂肪分の多い食事(800kcal以上、脂質50%以上)の直後は、吸収が若干遅れる可能性があります。

用量別の効果

5mg

毎日服用(デイリー)用。常に効果を維持したい方向け。

10mg

初回処方で多い用量。効果と副作用のバランスが良い。

20mg

最も処方が多い用量。十分な効果を得たい方向け。

3. 副作用と注意点

主な副作用

タダラフィルは比較的副作用が少ないとされていますが、以下の症状が報告されています。多くは軽度で、時間とともに改善します。

よくある副作用(発現率1%以上)

  • 頭痛(11%程度)- 血管拡張作用によるもの
  • 潮紅・ほてり(4%程度)- 顔や体が熱くなる
  • 消化不良(4%程度)- 胃もたれ、むかつき
  • 背部痛・筋肉痛(3%程度)- タダラフィル特有
  • 鼻づまり(2%程度)- 鼻粘膜の充血

副作用への対処法

  • 頭痛 → 市販の鎮痛剤(ロキソニン等)で対応可能
  • 背部痛・筋肉痛 → 服用後24〜48時間で自然に改善
  • 症状が続く場合 → 用量を減らすか、他の薬への変更を検討

服用できない方(禁忌)

以下に該当する方は服用できません

  • 硝酸剤を使用中の方(ニトログリセリン、アイトロール等)
  • 重度の心血管系障害がある方
  • 重度の肝障害がある方
  • 低血圧の方(90/50mmHg未満)または高血圧の方(170/100mmHg以上)
  • 最近6ヶ月以内に脳卒中・心筋梗塞を起こした方
  • タダラフィルに対してアレルギーのある方

併用注意

  • α遮断薬(前立腺肥大症の薬)- 低血圧のリスク
  • CYP3A4阻害薬(抗真菌薬、一部の抗生物質)- 血中濃度上昇
  • グレープフルーツジュース - 効果が強まる可能性
  • 過度のアルコール - 低血圧・めまいのリスク

4. 正しい飲み方

基本的な服用方法

  • 服用タイミング:性行為の1〜3時間前に服用
  • 服用方法:水またはぬるま湯で服用
  • 用量:1日1回、10mgまたは20mg(医師の指示に従う)
  • 服用間隔:24時間以上あける

効果を最大限に引き出すコツ

◎ おすすめ

  • ・余裕を持って1〜2時間前に服用
  • ・軽めの食事なら食後でもOK
  • ・リラックスした状態で
  • ・適度な水分補給

✕ 避けるべき

  • ・大量のアルコールとの併用
  • ・脂っこい食事の直後
  • ・2錠以上の服用
  • ・グレープフルーツジュース

効かない場合の対処法

初回で効果を感じなくても、4〜5回は試してみることをおすすめします。体が薬に慣れることで効果が出やすくなる場合があります。それでも効果がない場合は:

  • 用量を増やす(10mg→20mg)
  • 服用タイミングを調整する
  • 他のED治療薬(シルデナフィル、バルデナフィル)への変更
  • 根本的な原因の検査(血管、神経、ホルモンなど)

5. 毎日服用(デイリー)について

タダラフィルには、5mgを毎日服用する「デイリー服用」という方法があります。これは性行為のタイミングを気にせず、常に効果を維持できる服用方法です。

デイリー服用のメリット

  • タイミングを気にしなくて良い
  • より自然な性生活が可能
  • 副作用が軽減される傾向
  • 前立腺肥大症の症状改善も

デイリー服用のデメリット

  • 月額費用が高くなる
  • 毎日の服用が必要
  • 効果実感まで数日かかる

週2回以上の性行為がある方、タイミングを計りたくない方には特におすすめです。

→ タダラフィル5mg毎日服用の詳細はこちら

6. 価格相場

タダラフィルはジェネリック医薬品のため、先発品のシアリスより大幅に安く処方を受けられます。

価格の目安(1錠あたり)

製品 10mg 20mg
シアリス(先発品) 1,500〜1,800円 1,700〜2,000円
タダラフィル(ジェネリック) 800〜1,200円 900〜1,400円
オンラインクリニック 400〜800円 500〜900円

注意:保険適用外です

ED治療薬は自由診療となり、健康保険は適用されません。クリニックによって価格差があるため、複数のクリニックを比較することをおすすめします。

7. 他のED薬との比較

項目 タダラフィル シルデナフィル バルデナフィル
先発品名 シアリス バイアグラ レビトラ
効果発現 1〜3時間 30分〜1時間 15〜30分
持続時間 最大36時間 4〜5時間 5〜8時間
食事の影響 受けにくい 受けやすい 比較的受けにくい
特徴 長時間作用、自然さ重視 実績豊富、即効性 最速の効果発現

タダラフィルが向いている人

  • タイミングを計りたくない方
  • 食事を気にせず服用したい方
  • 週末にゆっくり過ごしたい方
  • 自然な流れを大切にしたい方

→ ED治療薬の詳しい比較はこちら

まとめ

  • ✓ タダラフィルは最大36時間効果が持続するED治療薬
  • ✓ 食事の影響を受けにくく、使いやすい
  • ✓ ジェネリックなら1錠400〜900円程度で処方可能
  • ✓ 硝酸剤との併用は禁忌
  • ✓ オンライン診療で手軽に処方を受けられる

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